ウズベキスタンの旅 6日目:ブハラ観光
朝、クラクションの音で目が覚めました。
ホテルで朝食をたべているときに、日本語を勉強している21歳のアクマールくんに話しかけられました。
まだ、1か月しか勉強していない、というけど、とても、キレイな日本語を話します。
こうやって、積極的に、お話することで、言葉を覚えるのでしょうね。勉強熱心です。
9時にホテルを出て、ブハラ観光のはじまりです。
4本のミナレットという意味の建物。
旧市街の細い路地を通って、向かいます。
とても雰囲気のある場所です。
「月と星の宮殿」という意味の宮殿。
ブハラ・ハン国最後の王によって、1911年に建てられたもので、今まで見てきた中で最も近代の建物です。
中は博物館になっていて、絨毯やスザニ、衣装が展示されています。
サマルカンドの能公演で通訳をしていたアリシアくんが、考古学者たち一行の案内をしているところに、ばったり遭遇。
爽やかな雰囲気の好青年です。
タキ・テルパクフルシャン近くのレストランで昼食。
フランス人団体客が多い、雰囲気のよいレストランでした。
ここから、イスマイール・サーマーニ廟までクルマで移動し、サーマーニ廟から徒歩での観光です。
9世紀後半に建てられた、サーマーニ朝の王族の霊廟。
タイルによる装飾はなくて、日干し煉瓦だけで美しい幾何学模様を紡ぎだしているのは見事。
5)チャシュマ・アイユブ
ヨブの泉という名の建物。
中は、水に関するプチ博物館になっています。
中で湧き出ている水は、飲めるようだけど、手を洗うだけにしておきました。
モスクには、クルミの柱が20本立っているテラスのような空間があります。
ちょっと珍しい感じです。
近くのハウズと言われる池の水は、以前は、もう少しモスクの近くまで来ていたようです。
バラハウズ・モスクの向かいには、王の居城アルク城がありました。
中は修復中だそうで、入れず、通り過ぎて、カラーンミナレットに向かいます。
日干し煉瓦で作られた幾何学模様が、なんとも美しいミナレットです。
今は登れないのだそうです。うーん、残念。
カラーン・ミナレットの隣には、モスクがあり、ミナレットとつながっています。
壊されては再建を繰り返し、現在のモスクは16世紀に建てられたものだそうです。
カラーン・モスクの近くに、メドレセがあります。
今でも使われている数少ない神学校だそうです。
残念なら、中には入れませんでした。
メドレセを出ると、露天商が並んでいて、すごい勢いで、腕をつかんできます。
何とか、逃げました。
タキとは、大通りの交差点を屋根で覆ったバザール。
絨毯やさんに入りました。
絨毯を買うつもりはなかったのですが、玄関マットにちょうどよい小さなサイズで、
目の詰まった、とっても美しいシルクの絨毯だったので、思わず、買ってしまいました。
絨毯を裏返して、目の詰まり具合を確認するとよいようです。
お店の男の子が、一生懸命、よいのを選んでくれました。
現金を持ち合わせていなかったので、クレジットカードで購入。
紙に、カード番号をメモすると、お店の人が、電話をかけ始めました。
電話で、オーソリとは!
多くのお店にカード決済が導入されるのは、何年後になることやら。
お買い物の時間が少なくて、あっという間に、夕食の時間になってしまいました。
慌てて、会場のメドレセに向かいます。
メドレセの中庭で、民族舞踊コンサートが行われ、舞踊を見ながらの夕食です。
踊っている人たちは、同じ人間とは思えないスタイルの持ち主ばかり。いやー、すごいです。
ここで、はじめて、プロフを食べました。
食事の後、お土産の書見台を買いました。
ハサミを買いたかったのですが、行ってみたいお店に行く時間がなかったので、諦めました。
ブハラは、1日では足りない場所ですね。
【使ったお金】
チョル・ミナール撮影代 1,000スム
ホサ宮殿撮影代+お茶代 2,100スム
トイレ代×2人分 1,000スム
書見台×3つ 28ドル
夕食のコンサート代 6ドル
昼食代や観光施設への入場料金はツアー料金に含まれています。絨毯やストールなどのクレジットカード支払分は記載していません。
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旅行前の準備(ウズベキスタンに行くことにした)
1日目(2012.9.21)インチョン経由でタシュケントへ
2日目(2012.9.22)電車でサマルカンドへ
3日目(2012.9.23)サマルカンド能公演
4日目(2012.9.24)ユルタ・キャンプへ
5日目(2012.9.25)アイダクル湖で水遊び
6日目(2012.9.26)ブハラ観光
7日目(2012.9.27)再びタシュケントへ
8日目(2012.9.28)さらばウズベキスタン
9日目(2012.9.29)日本に到着